初めての強制ロストカットの危機!!
マイルールの損切を、設定しなかったときのお話。
損切決済を回避したい一心で、逆指値の発注をキャンセルした時のこと。
思っていた以上に、レートが逆に動き、一気に含み損がどーんとアップ。
すると、FXの取引をやっている会社から連絡が届くんですね・・・「なんちゃらかんちゃらで、もう少しでロスカットになるよ!」
えーーーーー!きゃーーーーーー!
焦る、焦る、焦る。
強制ロスカットって何?
→証拠金(しょうこきん)維持率50%未満の場合、自動ロスカットの対象となります。この場合、発注中の全注文をキャンセルし、全建玉(たてぎょく)の反対売買を行います。
しかも、強制ロスカット時には「1万通貨単位あたり税込500円」の手数料がかかるんだって!
あくまで、お客様の損失を防ぐことが目的だとさ。
ありがたい話&これがあるからFXで、借金地獄にはならないのね。
だけど、「証拠金維持率50%未満」と言われても、その意味が全くわからない!
どこのサイトもロスカットシミュレーションというのができるらしい。これはキャサリンが使っているGMOクリック証券でロスカットシミュレーションをしてみました。
例えば、
1ドル、105.782円の時に1万通貨を買い発注したら、
1ドル、97.736円までレートが下がったら強制ロスカットだそう。
その時点で、損益は、なんとマイナス80,460円とのことで、これ以上暴落すると、手持ちの資金が10万円しかないキャサリンは支払いができなくなり、借金コースなので、会社が止めてくれるわけですね。(さらに500円手数料がかかるから、ほぼお金がなくなる涙)
でもでも、これって、めちゃすごい暴落じゃん?
ロスカットなんて、キャサリンは出会わないさ~なんて思ってたら、
あっという間に出会ったんです。
なぜなら、キャサリンは、手持ち金10万円しかないのに、ユーロ円と、AUD円などの、2ポジション持ちがち。
2ポジションのシミュレーションはできないけれど、例えば、ドル円を、2ロット(2万通貨分)買い発注したとすると、、、
1ドル、105.782円の時に買い発注したら、
1ドル、102.838円までレートが下がったら強制ロスカットだそう。
確かに!3円一気に暴落くらいならあり得る展開。2ポジション持つときは、含み損大きくなるとキープしていられなくなることがよくわかりました。
あー怖かった!!
結局、その時は、すぐにAUD円を売って、なんとかロスカットを回避できたのでした。
このロスカットの、証拠金維持率何%っていうルールは、会社によって違うらしい。
例えば、DMMFXやGMOクリック証券はロスカットライン50%ですが、外為ジャパンFXだと、ロスカットラインは60%だそうなので、もっと早くロストカットが発動します。これを避けるためには、早く逆指値で決済させる必要があるので、マイナス決済の額が必然的に小さく済むことに。結果的には、一度に追う傷が小さく済むから、堅実な運用ができるかな・・・追い込む作戦もありね!!